レイチェル・カーソン

レイチェル・カーソンってどんな人?

  環境問題を勉強する人たちの古典、
バイブルと言われているのがレイチ
ェル・カーソン著「沈黙の春」です。
  現在の地球規模の環境破壊は、
レイチェル・カーソンのメッセージが
実に多くの事柄について、予言する
ものであったことを示している。
↑レイチェル・カーソン↑

 レイチェル・カーソンは、1907年5月27日、ペンシルヴァニア州のスプリングデールで生まれ、1964年4月14日、ワシントンの郊外シルヴァースプリングで死去しました。


↑ウッズホール海洋生物研究所 ↑


↑レイチェル・カーソンが学んだ大学の寮(現在のチャタム・カレッジ)↑

彼女は、幼いときから将来は作家になることを夢見ていましたが、大学時代に生物学などにふれるなかで進路をかえることになりました。
そして、大学院の夏期研修でウッズホール海洋生物研究所であこがれの海と出会い、海に生きる生物たちと強い絆で結ばれ、海洋生物学者としての研究生活をはじめたのでした。

 やがて、父親の死という事態のなかで、彼女は連邦漁業局の公務員に就職することになりました。
彼女は、海を題材にした放送番組の台本を書いたり、政府広報物に自然保護地域のレポートを書いたりするなかで集めた資料をもとに書いた「われらをめぐる海」がベストセラーになり、海の作家としての才能がみとめられ、ベストセラー作家として文筆業に専念するにいたるのです。
 彼女は生涯のうちに、「潮風の下で」(1941)、「われらをめぐる海」(1951)、「海辺」(1955)、「沈黙の春」(1962)、「センス・オブ・ワンダー」(1965)という作品をのこしました。
これらの作品はいずれも、彼女の、科学者としての目と作家としての豊かな感性をいかしたものでした。
参考HP:レイチェルカーソン日本協会


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