地震


地震のメカニズム

地震のメカニズム
地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。
では、なぜこのような現象が起きるのでしょうか。
硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。
地下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩盤がずれる)のです。

では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。
これは、「プレートテクトニクス」という説で説明されます。

地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造になっていると考えられています。
このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。
地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。


プレート

プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。
そのため、プレートはごくわずかですが、少しずつ動いています。
そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。
この、プレートどうしがぶつかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです


参考HP・画像:地震発生の仕組み|気象庁

東日本大震災はプレートどうしがぶつかり、片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込み、プレートが耐え切れなくなって起きた地震です。
しかし、阪神淡路大震災は岩盤にひびが入って起きた地震です。


地震の単位

よく、地震のニュースで震度5強とか、マグニチュード9.0などを耳にしたことがあると思います。
しかし、この二つの単位がこんがらがってることがあるかもしれません。
なので「震度」や「マグニチュード」の意味を載せました。

マグニチュード

マグニチュードとは、地震の規模のことです。
マグニチュードが1増えるとエネルギーが32倍になります。
2増えてしまうと1024倍になります。(32×32)
3増えると32768倍です。

震度

震度は揺れの強さのことです。
1~7まであり10段階です。
震度の表
参考HP・画像:気象庁|リーフレット「震度階級の解説表が新しくなりました」


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